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“ エコエコ企画
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お花見古ゴザ運動
( 主催:畳LIFE STYLE )
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【 趣 旨 】
現在の住宅環境や各家庭内のライフスタイルの変化などにより、和室(畳)の
需要が年々減少傾向にあります。また、中国など外国産の畳表の輸入により、
量販店でも置き畳やイグサを使用したマットが格安で購入できるようになり、
日本のイグサ生産農家をはじめ、全国各地の畳店および関連業者が日々危機感
を感じております。そんな中、自然素材を活用した、人にも環境にも優しい住環境
づくりが見直されてきています。
畳LIFE STYLE(畳ライフスタイル)という会は、国産の畳・イグサの普及、復権
活動などを行っており、畳の表替えなどにより生じる、「古ゴザ」をそのまま焼却
処分させずに、再利用する試みのひとつとして、お花見のシーズンを中心として
『エコエコ企画 お花見古ゴザ運動』を行っています。
お花見に限らず、お月見などの春夏秋冬の行事、イベントなどに「古ゴザ」を
活用していただきたいと思っております。
家族や仲間たちとお弁当を食べるなど、くつろぎの空間をレジャーシートではなく、
茣蓙(ござ)を利用していただき、日本古来の自然との触れ合い方・自然を愛でる
心を、もう一度、再認識していただきたいと思い、本運動を勧めています。
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【 日本のお花見文化 】
お花見のルーツのひとつは、かつて中国の宮廷で行われていた梅花の宴で、
これが日本の宮廷に伝えられ、変形されたものだと考えられています。
貴族文化の梅の花見の宴と、春の桜が咲きはじめる頃、飲食を携えて近くの
山に登り、一日を過ごす宴「山入り」「春山行き」と呼ばれる農民文化の風習
とが結びつき、日本化した近世の都市庶民のお花見が生まれ、その風習が
現代へと受け継がれているのです。
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【 日本のお月見文化 】
中国の唐の時代には、既に中秋の名月の観賞が行われていたそうです。
これが日本の貴族社会に伝えられ、やがて庶民へと広まったとされています。
お月見の行事は、その後日本独自の文化へと受け継がれていきました。
中秋の名月(旧暦8月15日の月)には、里芋を、後の月(旧暦9月13日)には
枝豆や栗を供え、収穫に感謝したり翌年の豊作を占ったりしていました。
このため、中秋の名月を“芋名月”、後の月を“栗名月”、“豆名月”などと
呼ばれています。
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【 協力してくれる仲間を募集しています 】
畳LIFE
STYLEでは、本運動の趣旨を理解し、古ゴザ(あまり汚れていないもの)
の無料提供を協力していただける畳店、および古ゴザ利用の受け入れ先を募集して
います。古ゴザは無料ですが、送料が発生します。
(地域等により異なりますが、15枚をひとくくりにして、送料は1,500円くらいです)。
ただし、ご使用後に処分する際は、不法投棄につながらないよう、各地の決められ
た処分方法により、きちんと処分くださいますよう、ご協力お願い致します。
『国産のイグサ&畳』の良さを、多くの方に、もう一度実感していただく機会を
少しでも増やしていきたいと思っています。
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【 受け入れ先の紹介 】
<2009年度>
・代田橋CHUBBY(カフェ チャビィ)
(東京都世田谷区 京王線
代田橋駅下車、徒歩1分)
ライブ「昼に唄えば」<6月28日(日)>に
古ゴザ(15枚)を提供しました。
【 ライブ 】小池龍平(Hands of Creation)・ううじん・Aloha
【 情報提供 】ひねもすピクニック・たかい
http://hinemospic.exblog.jp/i7/
<2008年度>
・けいはんな記念公園
http://www.keihanna-park.jp
(京都府相楽郡精華町精華台6丁目1番地)
中秋の名月を楽しむイベント「観月の夕べ」<9月14日(日)>に
古ゴザ(100枚)を提供しました。

・風の谷ファーム(千葉県いすみ市)
(NPO法人 ここかまど エコハウス)
古ゴザを20枚 送りました。
・有限会社あいまーる(あいまーる葬祭)(千葉県銚子市)
http://www.aimar.co.jp/
古ゴザを約60枚 送りました。
また、 古ゴザを活用した新盆展示会の様子の
写真を送っていただきました。
<2007年度>
・SPACE 雑遊/(株)竹馬(東京・新宿区)
http://www.chirinbou.com/
古ゴザを約40枚 送りました。
また、3月27日に開催された楽しい宴の様子の
写真を送っていただきました。

・いばらき園芸療法研究会(茨城県下妻市)
古ゴザを10枚 送りました。
http://iht.main.jp/
<2006年度>
・国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡滑川町)
「桜まつり」の期間<4月1日(土)〜9日(日)>に
古ゴザの無料貸出(100枚)を行いました。
http://www.shinrin-koen.go.jp/

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【 お問い合わせ先 】
畳LIFE
STYLE事務局
楓林(ふうりん)環境情報サービス
(い草&畳プランナー:林 宛)
〒351-0014 埼玉県朝霞市膝折町1-4-41
E-mail:
fuurin@hkg.odn.ne.jp
※畳LIFE STYLE(畳ライフスタイル)
http://tatami-life.com/(TOP)
http://www.wagokoro.net/ekoeko/ekoekohanami.htm
(古ゴザ運動)
【 全国の畳店・関連業者の有志により運営しています 】
本会は、平成14年(2002年)1月に発足し、全国の畳店、イグサ生産農家、
イグサ・畳問屋等をメンバーに、以下の目的を掲げ活動を行っています。
(1)畳の情報交換 (2)畳復権活動 (3)日本のイグサを守る (4)その他
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